福島いわきのおしゃれなウッドハウス「木木」

東北紀行文

波立海岸で鳥居を見た後の話。

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いわきでの夕飯

東北一周の最終日はいわきで一晩過ごす。まずは夜ご飯を食べるところからだ。

東北太平洋側、三陸海岸はどこに行っても海鮮系の食べ物が美味しいのだが、流石にガッツリした脂っこいのものが食べたくなってしまった。

そこでいわき市内でお店を探したのだが、いわき駅周辺は人が多すぎて過ぎていて面白くない。あまり人が来ないようなところにしようと思い、Googleマップを少し北に移した。


すると扇飯店というラーメン屋が出てきた。見たところあまり大きくなさそうだが駐車場はあるし、料理も美味しそうだ。ということでいわきでの夕食は一駅ずれた赤井地区でとることにした

しかし、なんと休業日だった。

ということで、また周辺でお店を探し、たまたま見たかった「大木(もくもく)」という飲食店に入ることにした。

ほっそいほっそい、車のすれ違いもできないようなを進んで、住宅街に入り坂を下ると明るいウッドハウスが見えてくる。そこが「木木」だ。

駐車場は車が多いが、もう一つ駐車場があるらしい。店内も人は多かったが、まだ18:00過ぎだということもあり、席数には余裕があった。

山菜ピラフ

オススメと書いてあった、「山菜ときのこのピラフ」を頼む。少し待つとサラダが出てきてそのすぐ後にわかめのスープとお皿に乗ったピラフが出てきた。

もう匂いからしておいしそうだ。ピラフと言うが、すごく和の味がして美味しい。 キノコも山菜もたっぷり入っていて、“おこわ”っぽいかもしれない。

たっぷりのピラフにサラダとスープがついて845円。値段も味も量も満足だった。

メニューを見ると、他にも、パスタ、グラタン、パスタ 唐揚げにエビフライにハンバーグ、ラーメンもあった。カレーもある。

まあ全部美味しい違いない。ピラフを食べたので断言できる。自分は18:00過ぎだったので予約せずに入ったが、行こうという人は念のため確認した方が良いかもしれない。

お会計を済ませて店の外に出ると、鈴虫の鳴き声がうるさいくらいに聞こえていた。長かった夏が終わり、秋も深まりつつある。もう少しすれば、街角にはキンモクセイの香りが漂う、一番好きな季節が始まる。

オマケ

ピラフは完璧に美味しかった。でもやはり、自分にはお洒落な雰囲気のお店でピラフを食べて1日を終えることはできないようだ。

「木木」まで来る間に見かけた焼き鳥屋にナビを設定して、店の前まで行くと、良かった、まだ営業中だ。

しかし、店員さんに話しかけると、「もう持ち帰りはやってないんですよ」と言われてしまった。

道路から一瞬見たときには持ち帰り専門の店に見えたのだが、そう言われて奥を見ると立派な居酒屋があるではないか。

ただ、車で来てる以上酒は飲めないし、焼き鳥も大した本数を買うつもりはなかったので、今回は断念した。

木木に入る前に、奥の店に気づいていれば…

だがそんな後悔も一瞬で吹き飛ぶくらい、美味しい山菜ピラフを食べることができた。

其の日は少し早かったが、以降は何も食べなかった。

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