変わらず活気のある「ゆりあげ港朝市」

東北紀行文

前の記事

大川小学校を見学した後は、1時間半くらいかけて仙台の海側、名取地区にむかう。これもまたさくらプロジェクトで毎年訪れている場所だ。

ゆりあげ港では毎週日曜日に朝市を開催している。この日は 女川→大川小学校→閖上 と移動したので、少し遅い時間になってしまったがまだまだ人は多く、活気のある朝市を見ることができた。

慰霊碑

まずは慰霊碑に手を合わせる。この慰霊碑は津波と同じ高さ(8.4m)でつられている。

石碑には「亡き人を悼み故郷を想う 故郷を愛する御霊よ 安らかに」と書かれている。

※写真を撮り忘れたので、名取観光物産協会さんのHPからお借りしました。

日和山

慰霊碑の次には日和山という小さな人口の山に行く。そこに上ると「津波がこんなに高いところまで来たのか」とその恐ろしさを実感できる。

山の上に生えている松の木には津波によって流された瓦礫がぶつかった跡が残っている。山の上から見るゆりあげ港は、自分が初めて来た時よりもだいぶきれいになっていると感じた。

こちらも写真を撮り忘れたので、2018年3月に訪れたときのもの。下の動画と比較すると違いが良くわかる。

大盛り上がりの競り

到着したときにはすでに名物の“競り”が始まっていた。仕切っているのはここの理事長、櫻井さんだ。ゆりあげ港朝市では櫻井さんの震災に関する講話も聴くことができる。

僕も昨年は競りに参加して、いくつか品物を安く買った。仕切っている理事長も格好良いし、参加している人たちも楽しそうだ。

毎回競りは大盛り上がりだ。

競りを見学した後は、市場をぐるっと一周して、朝ご飯兼昼ご飯を調達、この日は鮎の塩焼きと、はらこめしを買った。

たまごがたっぷり入っていておいしかった。
朝市で売られているはらこめし



まだまだ周辺には工事車両も多く、更地もたくさんあるが朝市の雰囲気は初めて来た時と何も変わらず活気であふれていた。

また、少しずつではあるが、整備もされて、復旧している印象も受けた。また、何年後かに遊びに来よう。




※動画の方がより雰囲気は伝わりやすいと思うので、良ければどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました