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東北紀行文

日本海側から攻める東北旅行⑤~秋田の雪山を越えて新幹線「こまち」を見る~

昨日は結局、山形県の酒田のスタバで見聞録を書いた後、そのまま国道7号線で秋田県の道の駅「象潟ねむの丘」まで向かった。車を停め、平らにした後部座席で羽毛布団にくるまったのはちょうど0:00頃だった。ここからの記事では、は日本海に面する道の駅か...
東北紀行文

日本海側から攻める東北旅行④~京の香りのする町で苦い寿司を食す~

温泉から出ると酒田に向かう。せっかく日本海寄りに来ているのだからという想いから、寿司を食べることにした。カウンターの寿司だ。とは言っても、実際は一人なのでカウンターに案内されただけで、ただの回転寿司なのだが。しかし、普段友人と行く「くら寿司...
東北紀行文

日本海側から攻める東北旅行③~鼠ヶ関を越えて出羽に入る~

新潟県も村上を過ぎるといよいよ終わりに近づいてくる。ここで一つ、重大なミスを起こしてしまっていた。本来なら「笹川流れ」とよばれる沿岸の道路を走って、日本海の景色を存分に楽しむはずだったのだが、今回はそれよりも山一つ分内陸側の国道7号を使って...
東北紀行文

日本海側から攻める東北旅行②~【三国峠越え】群馬→新潟~

一日目(実質二日目)の朝、前日は冬の赤城山との苦戦のせいで4:00就寝だったのだが、意外にも8:00に起きることができた。脚は伸ばせるものの、車中泊だとやはり眠りが浅いのだろう。窒息防止のために空けていた車の窓の間から入ってきた肥やしの匂い...
東北紀行文

日本海側から攻める東北旅行①~上毛赤城山で不毛な夜を過ごす~

3月下旬、今、僕はスタバでこの文章を書いている。パソコンがMacでないのが残念だが、周りの人からは「意識高い系」と見られているかもしれない。普段スタバで作業をする人からすれば、きわめて日常的で当たり前の行為なのかもしれない。自分に合った集中...
北陸紀行文

【奥飛騨の夜景】道の駅探訪録「道の駅奥飛騨温泉郷上宝」

奥飛騨での一休み 二月末、北陸に車中泊旅行へと出かけた。その時、信州松本から富山へ向かう途中に立ち寄ったのが、「道の駅奥飛騨温泉郷上宝」だった。長い山道を抜けての一休みは格別だ。僕は車が好き、というよりは運転が好きなので、長距離運転も苦では...
歴史

【どれ?】古代東北の名残、鼠ヶ関も日本三大がっかり名所にノミネートしよう

東北三大古関 古代蝦夷の国、現在の東北地方に入るには、三つの道あった。それぞれの境には関所があった。そのうちの一つが、福島県の太平洋沿岸部にある勿来関。もう一つが、福島県の白河市にある白河関だ。そして、もう一つが、今回紹介する鼠ヶ関だ。 何...
北陸紀行文

【長野・富山・石川】100点満点中70点の北陸旅行⑤~一日早い最終日は雨の兼六園~

北陸旅行について書いてきたが、今回はいよいよ最終日だ。本当はこの日が最終日でなく、もう一泊して福井の東尋坊まで行きたかったのだが、これまで書いてきたように体調をしっかり壊してしまったので仕方がなかった。 雨の兼六園 金沢に来たのだから日本庭...
北陸紀行文

【長野・富山・石川】100点満点中70点の北陸旅行④~石川でのいろいろ~

富山の温泉施設、海王を出発して、宿泊できる場所を探す。この日も車中泊で乗り切るつもりで車を停められる場所を探すが、近くに道の駅もなさそうなので、能登半島へ向かうことになった。 能登半島へ 次の日の朝に能登半島国定公園で日本海を見ることを目標...
北陸紀行文

【長野・富山・石川】100点満点中70点の北陸旅行③~信州の中心、松本から北陸富山へ~

長野の中心都市、松本へ 諏訪大社から長野の松本までは、片側一車線だが道幅の広い国道が続く。今回一緒に旅をした友人はこの時免許を取って5日だったが、この走りやすい道で運転手を交代することにした。左折で国道へ出て、一本道ならそう怖くはないだろう...