【長野・富山・石川】100点満点中70点の北陸旅行⑤~一日早い最終日は雨の兼六園~

北陸紀行文

北陸旅行について書いてきたが、今回はいよいよ最終日だ。

本当はこの日が最終日でなく、もう一泊して福井の東尋坊まで行きたかったのだが、これまで書いてきたように体調をしっかり壊してしまったので仕方がなかった。


雨の兼六園

金沢に来たのだから日本庭園の兼六園に行こうということになった。

しかし、天気はあいにくの雨だ。傘をさしていつもより少し遅めのスピードで歩きながら坂を上り、兼六園へ向かう。



入場料を払い、庭園に入るとやはり観光客が多い。天気は変わらず雨。

傘をさすのは面倒くさいが、意外に雨もいいかもしれないと思った。



地面を見ると苔が活き活きしている。木の幹も湿っていて、色が鮮やかに見える。

小雨程度の雨だったので、植物や池を見て回るのにも支障はない。寧ろ雨で良かったかもしれない。



兼六園については文字でいろいろ書くよりも写真の方が良いかもしれない。

また、日本人ならぜひとも一度行くべき場所だと感じた。自分の目で見るのが良いだろう。

帰り道に思った100点満点中70点

兼六園を観光した後、お土産を買い、車に戻った。本当はもう一日使って、福井の東尋坊や岐阜県の白川郷も見てみたかったが、それはまたの機会にしよう。


帰り道は僕が運転することになった。ほぼノンストップで帰っても家に着くのは日付が変わってからになりそうだ。

帰り道は能登半島を通らない以外はほとんど往路と同じ道だった。






またいくつもの山を越えながら思う。今更ながらどうしてこんな時に体調を崩してしまったのだろうか。

これは後からわかったことだが、出発の3日前に食べた鳥の刺身が原因でカンピロバクターにあたったらしい。


自業自得なのだが、それにしても悔やまれる。友達にも迷惑をかけたし、本当に自分が情けない。





だが、よくよく考えるとそれほど悪い旅ではなかった。

非日常を体験できたし、最低限の観光地も見れた。開き直りかもしれない。

また、自分への慰めかもしれないが今回の旅は「100点満点中70点くらいかな」と帰り道を運転しながら考えた。



今度は万全の状態で行きたいが、今回が楽しめなかったわけではない。また、少ししたら北陸旅行に再挑戦しようと思う。

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