【東北一周/湯沢・阿仁】秋田で寝坊、大自然の中で寝グセを直して青森へ

東北紀行文

昨晩は山形で夕飯を済ませた後、秋田の道の駅まで進んで、そこで車中泊をして一日を終えた。

小野小町の郷で寝坊する

9月19日、車で寝泊まりした僕は、秋田県湯沢市の道の駅「おがち小町の郷」で朝を迎えた。いや、朝というのだろうか。7:00前には起きるつもりだったのだが、起きたら8:00をまわっていた。気分的にはもう昼だ。こんなところまで来て寝坊してしまうだなんて。

とりあえず道の駅で歯磨きとトイレだけ済ませ、すぐに北に向かう。何度も書いているが、今回の旅の主目的は卒論の資料のために、弘前市立図書館に行くことなのだ。この日にたっぷり時間を使って、色々な史料を見て回ろうと思っていた。

起きたらすっかり太陽が昇っていた、道の駅「おがち小町の郷」。この辺りには本当に「小野」という地名がある。小野小町のふるさとらしいが諸説あり。

大自然の中の野菜直売所

一時間近く国道13号を北に走ったところで、さすがにおなかが空いた。何か食べ物を探していたところに野菜の直売所が見えてきた。とにかく何でもいいから口にしたかったので、そこで100円のミニトマトを一袋買い、そこで一休みすることにした。

その直売所には小さなカボチャやピーマン、ラズベリーなどが売っている。安い値段にも誘われ、ミニトマトに追加で、カボチャを二つと、ラズベリーも購入した。たまたま通りかかったおばちゃんには、「ラズベリーはジャムにするのよ」と買ってから教えてもらった。

たまたま見つけた直売所
カボチャとミニトマトとラズベリーも購入した

山の小川でトマトを洗って寝グセを直す

気分転換に付近を散歩していると水の音が聞こえるのがわかった。道の下に小川が流れているのだ。小さな梯子を伝って下りていくと、電車の線路の下で丁度良く影になって、とても涼しげな場所がそこにはあった。

小川でミニトマトを洗い、何個か食べる。やはりとれたてなだけあってものすごくおいしい。たかがミニトマトだけでも一袋食べると結構満足するものだ。20個ほどのトマトが朝ご飯と昼ご飯の代わりになった。



そんなにゆっくりもしていられないので、小川の水で寝グセを直して、再び弘前を目指して出発する。

※この後、弘前までの間に、北秋田の道の駅「あにマタギの里」に寄った。そこにはクマの毛皮やグッズがたくさん売られていてとても面白かったので、下の記事で紹介している。

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