【東北一周】山形で教え子との夜ご飯、そして一気に秋田まで

東北紀行文

福島県喜多方の祖母の家で一休みして、今度は山形に向かう。

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国道121で山形へ

喜多方から山形へはすっかりおなじみとなった国道121号で向かう。以前大学の課題でも取り上げた道だ。

日中ダムなどを早々に通り過ぎ、大峠トンネルを越えるとそこは山形県だ。今回山形に行く目的は、教え子と食事をするのがメインだった。

その子は中学1年の頃からずっと、山形の高校で野球をやりたいと言っていた。結局のその思いは3年間変わらず、高校入学と同時に山形に下宿したのだ。

僕の周りには高校から寮生活だった友達は何人もいるが、高校生から一人暮らしを始めたのは彼が初めてだ。その生活がどのようなものなのかも聞いてみたかった。

初の山形市街で教え子と食事

その子は山形駅のすぐ近くに住んでいるので、目的地は山形県の山形市だ。

東北6県の中では、山形も随分と行き慣れた場所となったが、山形市に行くのは今回が初めてだ。自動車の免許合宿では日本海側の鶴岡に泊まったので、山側はせいぜい米沢くらいしか行ったことがなかった。



喜多方を出発して約2時間、意外にも早く山形市街に到着した。待ち合せ場所で高校一年の少年と半年ぶりに顔を合わせる。まず思ったのは、「背がでかい!」だ。

高校生は少し合わないうちのこんなにも身長が伸びるのか、うらやましい。だが、中身は全く変わらず、食事をしながらの会話も弾んだ。いや、中身も大人になったのか?菓子折りを差し出されてびっくりしてしまった。

こんな手土産を頂いてしまった。



レストランのテーブルに向かい合って座ると、色々な話を聞くことができた。勉強が思ったよりも大変だということ、部活はとても充実しているということ、また友達の話などもたくさん聞けた。

教え子と言うとなんだか偉そうだが、関わった子が元気に高校生活を送っているというのはとても嬉しいことだ。2時間くらい話しただろうか。あっという間に時間は22:00になった。高校生は門限があるらしい。また今度お酒が飲めるようになったらファミレスではなくて地元の美味を食べに行こう。直後にLINEで「山形しっかり勉強しときます!!」とメッセージが来たので期待しておこう。

高校生に限らないが、学校という場所にいられる時間は思ったよりもうんと短い。あと2年半、一日一日を大切に勉強も部活も頑張ってほしい。

ふたたび北へ



山形を出た時には22:00過ぎだった。翌日(19日)には弘前市立図書館に行かなければいけない。卒業論文のための史料が弘前にしかないのだ。羽州路-国道13号線をひたすらに北上する。尾花沢市のあたりで一度休憩をはさんだが、かなり夜遅く間まで休まずに進んだ。

北大石田駅と芦沢駅の間の踏切で運よく終電が通ったのでなんとなく撮った写真。

今回も例の場所を通った。いつかどんなところなのかこの眼で見てみたい。

さすがに例の場所は夜遅かったので素通りして、先を急ぐ。


今朝とは違って全く眠気はなく、非常に順調だったが、翌日に響いては良くない。少し休みながら、なんとか湯沢の道の駅、「おがち小町の里」まで進み、そこの駐車場で眠りについた。

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