【3.11】国道45号線で奇跡の一本松まで

東北紀行文

宮古で超贅沢な昼ごはんを食べて、浄土ヶ浜を見たあと、国道45号をひたすら南下して、そのまま宮城県まで進むことにした。

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国道45号は仙台から始まり、青森まで続く、三陸海岸をひたすら横目に続く国道だ。当然東日本大震災のときにはその大部分が甚大な被害を受けた。大学1年の頃、国道45号線に関する本を読んだことがある。今度改めて読み直してみよう。

山田町、大槌町、釜石市、大船渡市と震災直後にテレビでよく見かけた地名を見ながら、太平洋を左側に見て南に進む。

海の近くを走っているはずなのに、国道45号線はアップダウンがとても激しい。改めてリアス海岸がどのようなものかを身をもって実感する。

奇跡の一本松

2時間ほど走り続けて、陸前高田市にはいった。陸前高田には「奇跡の一本松」がある。震災による津波で奇跡的に残った奇跡の命だ。見学者用の駐車場が国道沿いにあるので、そこに車を停めて5分ほど歩くと、近くで木を見ることができる。

周囲はまだまだ工事中だ。ここに限った話ではないがまだまだ震災は続いていると改めて感じる。少し「奇跡の一本松」で一休みして、出発する時にはもう空は薄暗くなっていた。

津波の中で一本だけ生き残った。復興の象徴だ。

女川で車中泊

陸前高田で一休みした後は、ふたたび国道45号線を通って、宮城県に向かった。
南三陸町や気仙沼市を通って、女川まで進んで、この日は女川駅前で止まることにした。

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