【超かわいい】起き上がり小法師を紹介する。

好きなものを紹介する

今回は「起き上がり小法師(おきあがりこぼし)」を紹介します。

起き上がり小法師は縁起物!

起き上がり小法師は福島県会津地方に古くから伝わる郷土玩具です。名前を聞いても、この写真のようなかわいい人形を思い浮かべる人は少ないのではないかと思います。

会津では毎年正月、1月10日に十日市という名の初市が開かれ、そこで購入した家族の人数+1つの起き上がり小法師を購入して、家の神棚などに飾る風習となっています。我が家は5人家族なので6人の小法師が並ぶことになります。

赤い小法師は火の用心

起き上がり小法師には様々な色のものがあり、土産物屋にもカラフルな小法師が並んでいます。その中で、赤い色の起き上がり小法師は特別な意味を持つようです。

起き上がり小法師は家族の人数分+1個を並べて飾るのが会津の風習です。それに加えて、もう一つ風習があります。それは赤い起き上がり小法師を台所に置くという風習です。台所というのは、火を使うところということです。この赤い起き上がり小法師が火事から家を守ってくれるということなのだそうです。

これは、調べたものではなく、祖母から聞いた話なのでどのくらいの地域で行われている風習なのかはわかりません。もしかしたら会津の中でもさらに一部の風習かもしれないのですが、ここでは紹介しておきたいと思います。

右上の赤いこぼしが火の用心のために台所におくものだ

お土産としてもオススメ

写真を見ればわかると思いますが、会津の起き上がり小法師は見た目がめちゃめちゃかわいいです。

「こんなにかわいらしいのが家族を守ってくれるの?!」と感じてしまうほどです。

なぜこんなに可愛らしいのか。
まずはその大きさでしょう。一つ一つはとても小さく、5体なら手のひらに簡単に乗ってしまいます。これが並ぶと、また一段とかわいいです。

また、表情が何とも言えないのです。細い筆で書かれた、かすかにほほ笑む顔は、見ているだけでこちらもほっこりしてしまいます。

値段も一つ数百円ほどと、とても手軽なので、会津に行った時にはぜひお土産に選んでみてください。福島、会津は食べ物がおいしいのでお土産には食べ物が選ばれることも多いのですが、何か形として残るものを会津土産として持って帰りたいというのであれば、この起き上がり小法師は間違いないと思います。

なかなか会津に行けないという人のためにネットで買えるサイトも貼っておきます。野沢民芸さんは赤べこなども作っている張り子の有名なお店です。
※リンク『野沢民芸オンラインショップ』

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