喜多方は素晴らしい町だ。酒も上手けりゃ蔵の並ぶ景観もノスタルジックな雰囲気を醸し出している。観光地化もしていてお土産にも困らない。喜多方駅も比較的大きく、会津若松に次ぐ会津地方の中心地だろう。
喜多方ラーメン
今回紹介したいのは喜多方ラーメンだ。喜多方といえば「蔵のまち」だが、ラーメンの印象が強い人も多いのではないか。
こんにちは!室長です!
— 株式会社 河京 (@kawakyo0603) July 28, 2021
3時のおやつに喜鈴の喜多方ラーメンはいかがでしょうか😁
今日もいい感じに縮れております。#河京 #喜多方ラーメン #喜多方 #喜鈴 #会津若松 #多加水麺 #縮れ麺 #至高の黒醤油 pic.twitter.com/NXIPlQBRTB
「平打ち熟成多加水麺」というちぢれ麺が特徴で、スープは基本的にはしょうゆとあっさり豚骨だ。
だが、今回紹介したい、喜多方の代表的なラーメン店、「坂内食堂」は塩ラーメンなのだ。市内には「まこと」や「源来軒」、「すがい」など有名店がたくさんあり、小さい頃から何度も喜多方ラーメンを食べてきた。そのほとんどがしょうゆ味だったので、てっきり僕はしょうゆ味こそ喜多方ラーメンの王道で、塩は邪道だと思っていた。
だが、それはただの思い違いであったらしい。
ばんない食堂へ
初めて「坂内食堂」に入ったのは大学合格が決まった年の春休みだった。 せっかく喜多方に来たのならということで、坂内食堂に行くことにしたのだ。
その日はもろに昼時にかぶり、20m離れた稲荷神社のずらりと並ぶ赤い鳥居、その一番後ろくらいまで並んだ記憶がある。
今回(2020.1.2)は「朝ラー」ということで、早朝に並んだが、それでも店の前で30分以上は待った。この時間にそれほど多くの観光客が来るはずはない。朝ラーは喜多方の文化の一つなのだ。
朝早起きして、少し歩いてラーメンを食べるのは、カロリーで言えば決してプラマイゼロにはならないが、それでも気持ちのいい活動だ。
今回は親戚・家族と15分ほど歩いて坂内食堂に行った。開店時間に合わせて行ったのにもう人が並んでいる。 やっと店に入ってからもまだ席につくまでには時間がかかる。
正月にもかかわらず結構待つ
結局ラーメンが目の前に来たのは店の前についてから1時間以上が経った頃だった。
写真は僕が頼んだチャーシューラーメンの大盛だ。これだけチャーシューが乗っているがそこまで重たくはなかった。
普通のラーメンを頼んでもチャーシューは十分に入っているので初めて行く人はとりあえずノーマルで良いだろう。
人気は海外にも
坂内食堂は海外にも支店を出していて、かなり拡大しているようだ。店内でも外国語のメニューなどが目立っていた。
東京にも喜多方ラーメン専門店があるので、すぐにでも食べたいという人は、探してみる良いだろう。僕はまだ行ったことがないので、もし関東で喜多方ラーメンを食べる機会があったらまたその時は記事にしようと思う。
お土産にも
ちなみに、お土産でも喜多方ラーメンを買うことができる。僕のおすすめは「小西」の麺だ「はすぬま」や「河京」などいろいろあるが、「小西」が一番おいしいと感じる。
ちなみに、チャーシューも重要だ。コープ喜多方店では、おそらくお店で作ったチャーシューをそのまま店で売っている。安く買えるのでそれもまたオススメだ。
日本にはおいしいラーメンがたくさんあるが、その中でも喜多方ラーメンは抜群に美味しいと思う。まだ食べたことのないという人は是非食べてみてほしい。
機会があればぜひ、朝ラーも。
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