昨日は結局、山形県の酒田のスタバで見聞録を書いた後、そのまま国道7号線で秋田県の道の駅「象潟ねむの丘」まで向かった。
車を停め、平らにした後部座席で羽毛布団にくるまったのはちょうど0:00頃だった。
ここからの記事では、は日本海に面する道の駅から始まった、日本海側東北旅行の二日目について書きたいと思う。
象潟から始まる旅行二日目
ふと目が覚めると、車の外はまだ暗かった。手探りで携帯電話を手に取り、画面を見ると時刻はまだ午前2時台だった。あまりに寒くて起きてしまったのだ。慌ててそれまでよりも深く、羽毛布団にくるまった。
次に目が覚めたのは6:00すぎだった。今度もまた、寒さにたたき起こされた。
二度寝したい衝動にかられたが、今日は時間がない。お目当ての男鹿半島まで行って、夕方には福島県まで戻らないといけないのだ。
トイレに行こうと車から出ると、波の音がすぐ近くに聞こえることに気が付いた。寒さと眠さで、車に一眼レフカメラを取りに行く気にはならなかったが、朝の日本海の写真をiPhoneに収めた。今日はここから北に向かう。
秋田の雪山
まず、目的地にしたのは秋田駅だ。
9:00頃に到着予定だったので朝食をとるのも秋田で丁度良かった。
しばらく国道7号で海沿いに走ると、GoogleMapは右折を指示する。どうやら内陸側により早いルートがあるらしい。
言う通りに進むと、日本海東北自動車道の入り口が見えてきた。無料区間なので料金所を通らずに本線に合流する。
無料というだけで高速道路であることには変わりないので、どんどん進む。朝なので車も少なく、快適なドライブだった。
内陸の方に入ると山に生えている木々が雪化粧をしているのがわかる。昨晩雪が降ったのだろうか。かなり新しい雪のようだった。
由利本荘のあたりまで行くと、周りの景色はすっかり冬の景色になった。山も田んぼもみな白くなっている。
高速道路の無料区間は岩城までだったので、そこで左にそれ、一般道へと戻る。
ナビは日本海側を指示していたが、内陸側の雪景色を見たかったので、あえて反対側に行くことにした。
「左折です」という音声が流れる中、ウインカーを右に出し、田んぼ道の中を走る。
すると間もなく、山の中を通る道になるのだが、そのあたりで一粒の大きさがかなり大きめの雪が降りだした。
さすがは秋田県である。朝で気温が低いというのもあるのだろうが、関東で降ったらテレビが大騒ぎになるような雪だった。
新幹線の通る踏切
山を越えると、また雪はなくなる。
もう秋田駅まで20分ほどでつく場所まで来たらしい。
最後の山を下ると、大きな川が目の前に見えた。雄物川という川だそうだ。
大きな橋の近くで、ちいさな祠にお参りした後、しばらくは川に沿って田んぼの中を進んでいく。
すると5分もしないうちに線路と並走する場所へ出た。
地図を見ると「秋田新幹線」と書いてある。
元電車オタクとして、これは是非見たい。
すかさず近くの踏切の近くに車を停め、新幹線の通過する時刻を調べた。
どうやら30分後と45分後にそれぞれ上り・下りで「こまち」が通過するらしい。
それまでに朝ご飯を食べればちょうどいい時間の使い方だ。
コンビニに朝ご飯を買いに行って、カメラの試し撮りをしているとすぐ時間になってしまった。
急いでカメラを構えると、遠くから赤く長い車体が近づいてくるのが見えた。あっという間に目の前まで来て、在来線ではあるが、かなりのスピードで目の前を通過していった。
なんとか写真はとれたのだが、一瞬の出来事過ぎて何が何だかわからなかった。とりあえず、秋田に来て「こまち」を生で見ることができて、写真も撮ることができたので、今日は幸先の良いスタートだったと言える。
写真よりも動画の方が良く撮れていたので、動画も公開できるようにしたいと思う。
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